4月になると幼稚園の入園式や小学校の入学式がありますが、出席するときはどういった服装を選ぶのが正しいのか悩んでしまうことがあります。
基本的にはフォーマルなスタイルで出席すれば良いと分かっていても、身につけるアクセサリーをどうすれば良いのか分からないことはいろいろとあります。
スーツスタイルにするのか着物を選ぶのかという問題もありますから、悩みがつきないお母さんたちも多いのではないでしょうか。
子供の入園式や入学式で親として失敗しないで済むように、おすすめのスタイルを紹介したいと思います。
目次
着慣れていなければ無理に和服で出席する必要はない
最初に考えなければならないのは、着ていく服装として和服か洋服か選ぶことになります。
普段から和装をする機会が多い人もいますが、そういった人でもなければ和服にこだわらない方が安全です。
場合によっては成人式以外では着物を着たことがないというママたちもいるでしょうから、着慣れていない服装で入学式に出席する必要はありません。
昔とは違って一般的な幼稚園や学校の入学式では、多くのお母さんたちがフォーマルなスーツスタイルを選んでいます。
着物は目立ちますから見た感じは多そうに思えても、実際にはスーツを選ぶ人の方が多く和服は少数派なので心配はいりません。
子供が主役なのだからママが目立つ必要はない
大事な子供の入園式などでは気合いも入るものですが、主役はあくまでも子供の方だということを忘れないようにしましょう。
ママ友同士でおしゃべりをすることになり、その日の服装についても話題に上るかもしれません。
着物を着ていればそこで話題の中心になることも出来ますが、あくまでも世間話程度の時間しかないのですから気にしないことです。
着付けが自分で出来ない場合には、式の当日に朝から着付けをして貰う必要も出てくるのです。
入学式や入園式に着ていくのにふさわしい着物を持っていなければ、レンタルするか新たに購入する必要まであります。
パーティーや式典などへ頻繁に出席する予定でもなければ、着物を購入しても後で着る機会が殆どないのですから、無理をしてまで和服を中心に考える必要はありません。
式には明るめの色のスーツを着て出席する
入園式などはお祝いの場になっていますから、明るい色のスーツで出席するお母さんたちが多くなります。
卒園式では落ち着いた色を選ぶことが多いので、こういった違いを理解しておくことが重要なのです。
これからの入学式と卒業式でも同じスーツを着回そうと考えている人もいますが、入学式に関しては明るい色のスーツを着ていくお母さんたちが多いのです。
あくまでも入園式などの主役は子供ですから、お母さんが派手すぎるスーツを着ていくのは目立ちすぎることになります。
入学式シーズンが四月であり春ですから、明るい色味のスーツを着たくなるかもしれません。
ですが子供のことを考えて、明るい色といっても白やベージュなどの派手すぎない色を選ぶ場合が多いのです。
パステルカラーを選ぶママもいますから、派手で目立つような色でなければ自分の好みで良いのです。
逆に黒いフォーマルスーツになると、入園式の明るい雰囲気とは違ったものになってきます。
入学式などでは慶弔用の黒いフォーマルスーツを着れば良いと考えている場合にはやめておき、他に明るい色のスーツを用意するのがおすすめです。
パンツスーツではなくスカートの方が良い
入学式などに出席する場合には、パンツスーツではなくスカートを選ぶのがおすすめです。
年齢的にスカートではなく、パンツスーツで足を隠したいと考えるママもいるかもしれません。
ですがパンツスーツが絶対に駄目ということではないものの、スカートの方が一般的な傾向になります。
スカート丈に関しては、膝下丈になるものを選ぶようにしましょう。
スカート丈が短すぎるのは印象が良くないので、ここはしっかりと膝下まであるものを選ぶことが大事です。
短すぎるスカートは若さをアピールすることが出来るかもしれませんが、他の出席者やママたちからひんしゅくを買うことになるかもしれないので注意が必要です。
落ち着いた色味の場合にはコサージュなどの小物を使う
黒いフォーマルスーツを選ぶ場合には、そのままでは入園式の明るい雰囲気と合わない可能性があります。
ですから他に身につけるアクセサリーなどの小物を使って、明るさを演出する方法が便利です。
小物の色味によっても雰囲気は変えられるので、手持ちがないからと行って新しく明るいスーツを用意しなくても大丈夫です。
明るい華やかなコサージュを着ける
特に胸元に着けるコサージュに関しては、手軽に雰囲気を変えることが出来るのでおすすめです。
コサージュは様々な種類がありますから、入学式などのお祝い用に一つ購入するのも良いのではないでしょうか。
明るくて華やかなものを胸に着けておくことで、黒いフォーマルスーツでも入学式に相応しい雰囲気を演出することが出来るのです。
ネックレスはパールが一般的で無難
ネックレスを着ける場合には、パールを選ぶのが一般的になっています。
他の種類ではカジュアルに捉えられる場合もあるので、入園式などに着けていく場合にはパールを選ぶのがおすすめです。
パールのネックレスを選んでおけば、他のイヤリングなどもパールで統一できるのでコーディネートで悩む必要もなくなります。
パールのネックレス以外で選ぶ場合には、派手すぎないことを重視して選ぶことになります。
そうなるとカジュアルすぎると見える場合があるので、コーディネートが難しくなるのです。
ですから失敗をせずに済ませるためにも、パールのネックレスがおすすめです。
子供のためにも出席するときには服装で失敗しない
入園式や入学式の主役は子供なのですから、ママが主役になるような派手は服装はやめておく必要があります。
いくらおめでたい式だとしても、派手なだけの服装で出席したのでは、周囲から浮いてしまうので落ち着いた雰囲気も必要なのです。
色味は明るくて華やかなものを選ぶとしても、スカート丈やアクセサリーなどには注意してコーディネートを考える必要があるのです。