花粉症がつらくて鼻をかむ女性

花粉症と聞くとなんとなくスギを思い浮かべる人が多いかもしれませんが、花粉症の原因となるのはスギ花粉だけではなく、他にもいろいろな植物があるのです。
スギの花粉が多い時期ではないにも関わらず鼻水やくしゃみのような症状が出ている場合には、風邪だと思って花粉症ではないと考えるかもしれません。
ですが原因がスギではないだけで、花粉症になっている可能性もあるのです。

勘違いしないためにも花粉症の原因となる植物にはどういったものがあるのか、いつぐらいにピークが来るのかを解説していきたいと思います。

スギの花粉は3月頃が多くなっている

スギの花粉は1月くらいから飛び始めていますが、ピークとなるとのはしばらくして3月から4月にかけて多くなります。
春頃にスギ花粉はピークを迎えてきますから、この頃に鼻水などが気になっている場合はスギが原因かもしれません。

しかもスギの花粉に関してはピークを過ぎてからも長く続く場合もあり、関東地方では夏ぐらいまで気になる場合もあるのです。
しかも夏が過ぎて秋口になってくると、また少しずつスギの花粉が飛び始めるようになるので、感覚的には一年中気になっている人もいるかもしれません。
スギが花粉症の原因としてよく聞くことが多いのは、それだけ症状が気になる人が多いだけではなく、期間としても長く続くこともあるのです。

ブタクサの花粉は9月頃に多くなっている

スギの花粉が少ない9月頃に多くなるため、スギと同じように聞くことが多いのがブタクサになります。
ブタクサは9月前後にピークを迎えるので、スギの花粉が少ない時期に花粉症の原因となります。
ですからこの頃に鼻水などが気になる場合には、スギではなくブタクサが原因だと言われることが多いのです。

ただ、ブタクサに関しては関東地方が多いものの、北海道などは少なくなります。
植物ですから地域によって環境が違ってくるので、北海道ではブタクサが原因となる可能性はあまり高くありません。

北海道ではシラカバの花粉も原因になる

ブタクサは北海道地域ではあまり原因とはならないものの、ほかの地域とは違ってシラカバの花粉が原因となる場合があります。
シラカバの花粉がピークを迎えるのは5月になります。
スギの花粉がピークを過ぎてからなので、北海道や東北ではスギが落ち着いてもシラカバを気にしなければなりません。

シラカバの花粉に関しては北海道や東北地域以外では少ないので、ブタクサとは違って関東地方の人はあまり気にする必要はないのです。
地域によって花粉の原因となる植物は違うものの、何かしら原因となる植物はあるので気が抜けないのです。

ヒノキはスギの花粉の後を追ってピークが来る

スギと近い時期にヒノキの花粉もピークを迎えるのですが、ヒノキの方がスギよりも遅れてピークを迎えることになります。
時期としては4月いっぱいがピークになるので、スギが落ち着きはじめても油断することができないのです。
なんとなくスギの花粉が原因だと思っていても、実はヒノキの花粉が飛び始めていたために症状が出ていたかもしれません。

スギの花粉が落ち着き始めているにも関わらず、症状がよくならない場合にはヒノキが原因の可能性があります。
ヒノキが花粉症の原因だった場合には、4月はピークですからスギが落ち着いていても花粉症対策を止めるのはもう少し後になります。

イネも5~6月頃には花粉が多くなる

イネも花粉症の原因となる植物であり、これは5月頃から6月にかけてピークがやってきます。
ただ、イネの場合には6月を過ぎると一度はピークが落ち着くのですが、その後8~9月にかけてもう一度多くなります。
イネの収穫が始まる時期になると花粉の量が増え始めることになるので、ピークは一度では終わらないのです。

しかも関東地方では1月には落ち着くものの、ほかの時期は少ないながらも花粉がずっと飛んでいるので常に気になる人もいます。
稲刈りが終わったからと言って、それで花粉症が治まるとは限らないのです。

ハンノキはスギと同じような時期にピークを迎える

スギと同じような時期に花粉のピークを迎える植物には、ハンノキというものがあります。
これは3~4月にかけてピークが来るために、自分ではスギが原因だと勘違いしている人もいるかもしれません。
ハンノキはスギほど長く続くわけではなく、1月頃から飛び始めてピークを過ぎた6月には終わっていきます。

スギとは違って一年中気になるような事はありません。
ただ、季節的にはスギと同様の時期に花粉症の症状がつらくなるので、自分ではどちらが原因か判断がつかない場合もあるのです。

花粉症の症状はいつでも発症する可能性がある

花粉症の原因は植物の花粉ですから、植物があればそれだけ花粉症になる可能性があるのです。
一般的にはスギの花粉が多くなる時期になると、花粉症に関する話題も多くなります。
ですがそれ以外の季節に関しても、ブタクサやイネのように花粉症の原因になる植物が存在してます。

ですから自分が鼻水や目のかゆみなどの症状が出てきた時に、どういった植物の花粉が多く飛散しているのか知っておくことは大事なことです。
他の人はスギが原因だとしても、自分が違っていれば他の時期に花粉症対策をしなければならないのです。

鼻水が気になっているぐらいでは、風邪と花粉症の区別がつきにくい場合もあります。
住んでいる地域によってもピークを迎える時期は違ってきますから、花粉症の可能性を忘れないことが大切です。
花粉症なのに風邪薬を飲んでいたのでは、あまり意味はないのです。

症状が気になる場合には花粉症も疑ってみる

目のかゆみを感じれば花粉症を疑いやすいものの、鼻水やくしゃみだけでは風邪かどうか判断しにくい場合があります。
時期によって原因となる植物が違うだけですから、一年を通して花粉症の症状が出る可能性を知っておく必要があるのです。
住んでいる地域によっても花粉のピークは違いますから、知っていれば花粉症を疑うことで無駄に風邪薬を飲まなくて済むのです。